[料理]

どんなに忙しくても、お昼ご飯を食べる時間が無くても、週に１度、待ってくださる料理人の元に野菜を届けるようになって、約１０年。
高知ならでは旬の採れたて野菜を、できるだけ早く香りのしてる状態で多くの方に食べてほしい思いで続けています。

この日は、ファームベジコの冬野菜のアドバイスいただきたく、恒例の「左」持ち込み、ファームベジコース！
３時間前まで、畑に植わっていた野菜たちです。
このフードマイレージは香味野菜を味わうには最高です。

まず、この日初収穫の春菊、りんごと柿と一緒に、季節感のあるサラダに・・・。ブラックペッパーが効いて美味！

からし菜も、生で日野菜カブと共に。
ごまドレッシングに、酢みかん絞っていただきました。
シャキシャキで美味しい！

しめ鯖には、たっぷりのディル！
もう、言葉が見つかりません！

きゅうりと日野菜の赤シソ甘酢漬け、大根とコリンキーはいため煮、食感が残って美味しい！

大根葉はサッとゆがいて、赤大根と共に、美しい菜飯に。
ちょっとした隠し味がポイント。

これに直七絞って、さらに美味しさが増します。

この日は土佐学協会の理事会。
で、みんな、残った酢みかんも持ち込み
土佐酢みかん文化研究会の美味しく、楽しい反省会と打ち上げになりました。

やっぱり、酢みかんがあるとお料理が締まりますわ！

定番のデザートは、季節の果実とマスカルポーネのクラッカー添え。
今日はパイナップルに、青梅ソースがまたおいしいのなんのって。
大満足のコースでした。

もう３０年を超えるお付き合いになる宇賀さん。
いつもお野菜についての率直なアドバイスや、
料理のレシピも教えてもらいます。
本当に、美味しく楽しい、貴重なひと時、
生産者の幸せを実感させてくれます。

宇賀さん、いつもありがとうございます、
いつか、畑の中のご飯やさん、できるといいですね。

ファームベジコから新米が届きました。

今年は、稲刈りの前に大雨、台風が
直撃し心配していましたが、無事稲刈りができ
本当によかったです。

届いた日は、我慢しきれず
おやつの時間に炊きました（笑）

今年も、おいしい！　おいしい！
甘くてふくよかな香り、やさしい粘り気、
もっちりと、そしてピカピカな色つや。
お米も、立派な生鮮食品だと思います。

しらすとみょうがに、青柚子をかけたもの
しば漬け物、昆布、辛子明太子・・・

あ〜、どれもこれも新米にピッタリです。
3人家族の我が家なのに、5合も炊くって！？
今年も食欲との闘いになりそうです。

私が１８歳の頃、アルバイトしていたお店で、シェフをしていた「左」の宇賀さん。
もう３０年来、お世話になってます。いつも、野菜についての的確なアドバイスをしてもらい、
その日の野菜の味を確かめてから、その野菜の１番いいところを、引き出すお料理を考えてくれます。
今回も無理を言って、前日にいろんな野菜を持ち込んで、
何か作ってくださいと、お任せでお願してありました。

今回のゲストは、私が農業の世界に入る前に携わっていた、旅行雑誌の元編集長との１５年来の再会です。

私の仕事を引き継いでくれた、智恵子が一席設けてくれるということで、迷わずここ「左」で、旬の野菜でもてなそうと計画。

「使える物だけ使ってください、おまかせします！」と、いつも通りの押しつけ依頼にも、心良く応えてくれる宇賀さん、まかせちょったら間違いないのです。

さて、どんなお料理にしてくれたかなあ？
楽しみ！

ディルを使った、〆鯖は、和食の世界を超えてます。


ゴマ味噌和えも、スティックセニョール、からし菜、
赤軸ほうれん草を、お好みで混ぜて食べる楽しい一品

大きな入河内大根は、透明感あふれる、シャキシャキのナムルに変身。安芸の郷土野菜であるこの入河内大根、「日本全国こんな美味しい大根は貴重」と、宇賀さんべた褒めでした。

もう一品、宇賀さんが、お鍋でコトコト玉ねぎと一緒に煮込んでました。玉ねぎは飴色になるほど煮詰めても、入河内大根は煮くずれせず、玉ねぎの甘みだけで、なんとも上品な大根煮になっており驚きました。

トマトと、ロマネスコ、芽キャベツのトマト煮

キュウリは、上等の塩昆布と

あやめカブはミニトマトのアイコと一緒にマリネに
色が鮮やかできれいです。

小カブは、生で自家製かつお味噌と

リクルート関西じゃらん元編集長と、元ＭＥＥＴの市吉くん、
高知で運命のご対面？
はた博の、野村友里さんのイベントにも来てくれてた話で、大いに盛り上がりました。
これも、何かのご縁です、また何かできそうな予感・・・

２人共、高知が大好きで、仕事でもずっと高知の食をＰＲしてくれつづけてくれてるわけです。
リクルート時代の懐かしい話もでき、うれしく楽しい再会となりました。
今後とも、何かとお世話になることでしょう。

アツアツトマトが美味しかった、オイルソース煮、バジルやセロリの香りに、ちょっとパスタを入れて食べたくなりました。翌日、お礼に行った時に、バジルオイルの作り方も教えてもらい、ぜったい家でも作りたい一品

そして、みんなが、びっくり感動したのが、春菊の潮汁かけ。
春菊の香りと味を楽しむならこれ！と、当日、持ち込んだ春菊をムシャムシャ食べてから、宇賀さんが出してくれました。
春が待ち遠しい寒い２月に、旬の春菊を、こんな風に味わうなんて、ずっと記憶に残る味となりそうです。

ここまでが、ファームべジコの野菜料理、これだけでも、おいしいお酒が十分飲めました。
追加でオーダーした、にろぎのから揚げ、
プリプリの多度津産の牡蠣の酒蒸し、
かにみそご飯、
そして、大好きなデザートは、
マスカルポーネと苺の蜂蜜かけ

みんな大大大満足の一夜でした。

野菜でおもてなし、大成功！
貴重なお酒を持ってきてくれた
司牡丹酒造のあっくん（社長）、
そして、左の宇賀さん、ありがとうございました！

また、お願いしますね！