[食育]

１２月１６日、ぽかぽかと温かい太陽が応援してくれています。
１０月上旬に種蒔きをした大根のいよいよ収穫です。

度々、大根の生育を気にして、みんなで畑に見に来てくれました。
１１月には、間引きもしたし、大きくなあれ〜と、
何度もおまじないもしました。

いよいよ収穫です。

みんな、大きい大根を見つけて、一生懸命引きます。
「うんとこしょ！どっこいしょ！」
絵本で見た「大きなかぶ」を思い出しながら・・・

スポッと抜けた、大根に対面すると、喜びの笑顔。

お母さんやお父さんに食べさせたいと思って、
頑張って収穫してます。
家族の喜ぶ顔を想像しながら、園児達の輝く笑顔が印象的でした。

葉っぱも大好き！と、葉付きのまま１人２本づつ、
自分で抱えて帰ります。

きっと、美味しく食べてくれる事でしょう。

田植えや稲刈り、大根の種蒔き、収穫を一緒にした園児達も、来年春にはピカピカの小学生。

可愛い、サンタさんの袋に入れてプレゼントしてくれたたくさんのメッセージには、「長崎さん、いつもありがとう！美味しい野菜を作ってください。」と、覚えたての文字が並んでいました。
もう、１０年ちかく続く園児達との農体験ですが、毎年、感動をもらっています。
自分で種まきした野菜を食べるっていう体験、６歳児にはどんなふうに心に残るかなあ・・・

１０月１日、汗ばむほどの強い日差しの秋晴れの日、
例年より少し早い種蒔きです。
運動会の練習の合間に、娘もお世話になった、
春野町のうららか保育園の園児達、
ひまわり組（年長）、すみれ組（年中）の子供達が大根の種蒔きに畑に来てくれました。

田植えや稲刈をした田んぼが、畑になっています。
畑の中には、ぴょんぴょん、カエルがいたり、
子供達はうれしそう。

大根の種を３粒づつ、大事そうに手に手に持ち、
印の穴に並べて、やさしく土をかけていきます。

こんな小さい種が大きい大根になるのかなあ？

みんな、赤く小さい種を不思議そうに見つめています。

みんなで、種蒔きした後は、
みんなで、手を合わせて、大きくなるようお祈りします。

そして、恒例の映画「となりのトトロ」で、やっていた、
ぐんぐん大きくなあれの、おまじない。

きっと、大きくて美味しい大根がたくさんできますよ！
がんばって、世話しなくっちゃ。

恒例の、うららか保育園、稲刈り。
４月には田植えに来て、それから、何度も生育を観察に来てくれていました。
熱い中、歩いてやって来た年長組さん。

コンバインが登場すると、大興奮！

「頑張れ〜！頑張れ〜！」の可愛い声援に、通り過ぎる車の中からも、笑顔が注がれておりました。

途中からは、２人ずつ、コンバインに乗り、運転席から稲穂がどんどん刈り採られていくのを楽しそうに見ておりました。

たくさんの籾に、ビックリ！
お茶碗何杯くらいかなあ？と考え込んでました。

みんなご飯大好き！

いっぱい食べて大きく、元気に育ってほしいものです。

あっと言う間に刈り終えた田んぼの中を、虫やカエルを追いかけながら帰っていく園児達。

生産地が近いって、いい事ですよね。

ちくちくする、稲穂の感触や、
１本の稲の先に実ったお米の有り難さや、
なんとなくでも、記憶の片隅に残ってくれたらうれしいです。

もう、この楽しくかわいい園児達との農業体験も１０年になります。

次は９月大根の種蒔き、今年は頑張って大きく太らせましょうね！