[野菜]

2014/01/20/[Mon]

高知家の食卓「食の総選挙」私が選んだ一品料理(まんぼ記)


この一品料理は
ある、尊敬する料理家が
教えてくれた山菜「シオデ(山アスパラ)」です。

「戦争で焼け野原になっても、なんぼ景気が悪うなって何も食べる物が
のうなってしもうたとしても、山や土手に生えているものを
上手に美味しく料理して食べ、日本人は生き抜いてきた」

というのがこの料理家の口癖。

これらの山ごと、土手ごと、自然ごと、ごっぽりいかんもんにしてしまう、
何かあった時の原発の抱えるリスクの恐ろしさを
嘆かれておられました。

「山で自然にここまで大きゅうなるのに6年はかかるき」

一瞬の事故で、何十年もその山に入ることができなくなってしまうことへの
静かな反発がこめられた味でした。

長年、取材という仕事をしてきて
すごいなーと思うのですが。
高知県はさすが自由民権の土地で
料理家も農業家も、
食について、実に深い考えをお持ちです。

3.11以降、高知県は一基も原発がない県として有名になりました。

他の県の皆さん、既にあるものを動かすか否か議論されており
周辺のお仕事が続けられるか否か、なかなか大変な選択を
迫られています。

高知には、最初から「ないものはない」のですから
原発関連のお仕事が再会できなくて大変な方は
見受けられません。

高知でも、高レベル核廃棄物処分場の誘致問題で、かつて
東洋町が揺れました。

この時は「山、川、海の自然に恵まれた高知の財産が失われる」と、
昨年お亡くなりになった城下秀二さんはじめ、色んな方々が強く反対され
それを阻止しました。

南海大地震の問題がこれほど大きく報じられるようになったのは
その後のことですから、今でももし東洋町に
高レベル核廃棄物処分場ができていたら…と思うと
ぞっとします。イメージも悪くなりますので
果たしてこれほど「食」への評価も高かったかどうか…。

また、現在「高知県の食」において
高く評価されている四万十町(旧窪川町)にもまた
1975年に、原子力発電所建設計画が持ち上がりました。

あの時、原発マネーに負けなかった
先人達のお陰で、現在四万十町は、このような
素晴らしい食の宝庫になっております。

メタセコイアの下で CM ver.M
https://www.youtube.com/watch?v=DUdu23OlRVk

 成川順さんという方が「原発マネーに負けなかった男」
という記事を書いていらっしゃいます。

以下その中の文章より抜粋させていただきます。

1975年、旧窪川町に原子力発電所建設計画が持ち上がった。
島岡幹夫さん(当時38歳)は、この時、
高知県窪川町自民党支部広報副委員長だった。
25歳までは大阪府警の警官だった人である。
この種の話は、一般の人が知る前に
保守系の有力者の間で根回しされるのが常である。

ある会合で計画を打ち明けられた時、
町の有力者がだれも反対しない中で、彼だけは、
「ちょっと待ってください!」と異議をはさんだ。
放射能が気がかりだったのである。

その時、放射線治療の末に52歳で亡くなったお母さんの
死体を思い浮かべたと言う。
有機農業をやっていたから生理的に放射能を
嫌ったということもあったかもしれない。

「窪川町には、当時、農業と畜産で80億、
林業で30億、縫製工場などの加工産業を合わせると、
150億近い収入があったのです。
四国有数の食糧生産地なのに、
たかだか20億や30億の税収に目がくらみ、
耐用年数30年程度の原発のために、
2000年続いてきた農業を犠牲にするのは、
愚の骨頂であります」というのが、島岡さんの主張であった。

この日から島岡さんらが起こした壮絶な反対運動が、
38年経った今現在、こうして全国に誇れる
農業、畜産王国を築いているのです。

Posted by maachan

2014/01/20/[Mon]

竹中直人さんと無手無冠(まんぼ記)




草や★徒然日記
秀吉さまが、草やに!

http://kusatune.blog13.fc2.com/

の記事を見て、いやぁ〜竹中直人さんと風吹ジュンさん
草やにいらっしゃっちょったがやー!と
谷さんらぁとひゃーひゃー言いよりました。

私は夜寝る前に、時々映画を観るのですが
偶然にも、その前の晩の映画に風吹ジュンさんが
ご出演されていて、またまたイートリップを
感じてしまいました。

その翌日、私は「思い出がかり」の取材で
ザ クラウンパレス新阪急高知の、喫茶「四万十」に向かいました。


「季刊高知」に「思い出がかり」の連載が始まってすぐに
高橋さんより興味を持っていただき、取材をしていただいております。

この日は「山本さん」を取材させていただく「思い出がかり」を
取材して下さっていました。

この日、驚くことが起こったのです。

ザ クラウンパレス新阪急高知の駐車場から、喫茶四万十に向かう
数分の間に、私は竹中直人さんとすれ違ったのです。

私は四万十で無手無冠自慢ダバダの栗焼酎を持ってお待ちかねの山本さんに
「私らには、小さいストラップでいいですから
どうぞ、渡しにおいでて下さい!!!」と、背中を押し
見事、「竹中さん♥ダバダ」を成功させたのです!

もう、気分はもう
♪ダ〜バ〜ダ〜、ダバダバダッ、ダバダバダッ、
ダ〜バ〜ダ〜、ダバダバダッ、ダバダバダッでした(笑)


なんでも山本さん、昨晩
『夜更かしの女たち』の舞台を
高知県民文化ホールまで観に行かれたほどの
竹中さんファンだとか!

「山本さん、なんか、持ってますねーーーー!」と
取材のほとんどの時間、2人で興奮状態だったものですから
結果、

「取材は、また改めて四万十町へ出ていきますき」
ということになりました。

高橋さんも
お二人の会話が最初から最後までぶっ飛びすぎて
なにがなんだか…(戸惑い)
と、と、とりあえず、私も今度四万十に一緒におうかがいします。

すみません!高橋さん!!!

竹中さん、今頃、ダバダ飲んでるかな〜♪

Posted by maachan

2014/01/19/[Sun]

美味しい色

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今年初めて作ったカリフラワーのオレンジブーケ。
名前のとおり、
オレンジがかったクリーム色のカリフラワーです。

ホクホク感があり、なんと言っても、この茎の甘さと食感は驚きでした。


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裏返して、茎にパキッと包丁を入れた時に、
思わずなめてしまいたくなるほどの、美味しそうな色!


お世話になってるいの町枝川の水田農園さんに、キュウリとカリフラワーを差上げて、代わりに頂いた、豆。
サヤから出して、さっと塩茹でしただけなのに、濃い豆の味と固めの食感がたまりません。
五色石かと思うほど、素敵な豆の色に見とれてしまいました。

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これは、南国の堤農園さんに頂いた、葉ニンニク。

キムチ鍋に入れて、美味しくいただきました。

赤に緑、美味しそうな色でしょう!

農家同士の、野菜交換は、お金で買った野菜とは、一味も二味も違った価値があるのです。

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Posted by maachan

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