[旅]

2011/06/24/[Fri]

そして憧れのキャンティに…

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港区麻布台に車を走らせ、向かった先は、
高校時代から松任谷由実さんも憧れて通った店
「Chianti(キャンティ)」http://www.chianti-1960.com/

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店の設計は、初代オーナー川添浩史氏の友人で、
ル・コルビジェ最後の弟子といわれる建築家の村田豊氏が手掛けられています。

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扉を開けると、迎えてくれたのは、古き良き時代のポスターたち…。

ユーミンの言葉を借りるならば…
「その頃お世話になった人がいるの。梶子さん。
六本木の女王とかいわれてた、キャンティの梶子さん。」
by yuming 『ルージュの伝言』より 」

自身も彫刻家を志しておられたという
この梶子さんが選ばれた作品なのだろうか…。
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時間が遅かったので、オーナーの川添さんが閉店していたレストランを
特別に案内して下さった。
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このランプシェードだ…。

http://www.chianti-1960.com/
ヒストリーの中に、こんなくだりがありました。

「天井のライトの傘は、かつて彫刻家を志したことのある梶子が
既製品のシェードでは物足りず、自ら布を選び制作しました」

お店の看板にも使用されていた素敵なロゴタイプも梶子さんの考案だそうです。
彼女の小さなこだわりのひとつひとつが、
当時門限を気にしていた多感な時代のユーミンの
センスや感性を磨いていたんだろうな…

それはもう、実家の八王子から通ってきていたというほどですから…

エミリオ・グレコのモデルをされたこともあるという梶子さん…
このお店の真ん中で、三島由紀夫、安部公房、黒澤明、岡本太郎さんらと
どんな会話をされてたんだろう…

この店に通うアーティストの中から「アルファレコード」が生まれ、
ユーミンも14歳からそこに所属するようになったということ。

そして、いつの時代も彼女の歌を聴いていた私達が、今、この空間に立っている。

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居心地のいい、川添夫妻の居間みたいな店内には、
開店当初から様々な作家、芸能人、デザイナー、文化人達が集まり、
一流の大人達の溜り場になっていたそうです。
沢山のジャンルの人達の交流はモチロン、
世界中を旅してきた人達による様々な情報交換が行われ、
「キャンティ」は、当時の日本の最新の文化を発信する
メディアみたいな役割を果たしていたんだそうです。

この川添家が、高知県佐川町のご出身ということが分かり
今回、どうしてもお土産に佐川名物「山椒餅」をお届けしたいと
いう思いもあったのです。

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一行は、ややもの静かに、2006年に誕生した、
レストランの上階の「キャンテッシモ」へ…。
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迎えて下さったのは、川添隆太郎さん。

この方が佐川町の司牡丹を訪ねられたいきさつは
竹村社長のブログ(2006年8月26日)に書かれていました。

現在の「キャンティ」は、浩史氏の息子さんの川添光郎氏が社長さんで、伝説をズ〜ッと受け継いできちゅうがよ。ほんで、実はこりゃああんまり知られてないことながやけんど、川添浩史さんは、かの後藤象二郎のお孫さんで、ちゅうことは光郎さんはひ孫に当たるがやき。ほんじゃき数年前、突然ご自分のルーツを探りとうなった光郎さんは、高知県を訪れ、川添家のあった佐川町まで来られ、司牡丹を訪問し、ワシと会うたっちゅう訳ながよ。

 ちなみに土佐藩参政・後藤象二郎といやあ、坂本龍馬が「船中八策」を示した相手。彼はその八策を持って、山内容堂に伝え、容堂から徳川慶喜に伝えられ、「大政奉還」が成るっちゅう歴史の流れになるがぜよ。ほんでその因縁の深い「船中八策」を酒名とした司牡丹の純米超辛口「船中八策」が、伝説のレストラン「キャンティ」に常備されるようになるっちゅう訳ながよ。

 それから数年後にゃあ、光郎さんのご子息の隆太郎さんのご結婚式にもワシゃあお招きされたりもして、昨日は、光郎さんと隆太郎さんがお二人で司牡丹を訪ねて来られたっちゅうイキサツながぜよ。今回は9月上旬に、伝説の「キャンティ」飯倉本店の2階に、隆太郎さんが「キャンテッシモ」っちゅうバーをオープンさせるらしゅうて、その店にも日本酒は司牡丹を置きたいっちゅうことで、ご相談に来られたっちゅうがやき。

 現代の新たなサロン、再び新しい伝説が、この「キャンテッシモ」から始まるかもしれんぜよ!
この店は、オーナーの息子さん、川添隆太郎副社長が9月初旬にオープンさいたばっかしの、隠れ家的バーながよ。ここにゃあナント、こっそり司牡丹が常備されちょって、今は「司牡丹ひやおろし純米酒」が飲めるがぜよ。

私達レッツゴー3匹は、こんな大事な情報に限って、
全くスルーしていて読んでいなかったわけで…

…で、先月の久武塾サミットにお招きしたゲストが
キャンティの川添隆太郎さんとフェイスブックで繋がっているという話から
そのきっかけとなったのが、竹村社長のブログだったという事実を
お聴きする。
http://mnnbo2.exblog.jp/14787415/

3人で「あっくん、いっつもバカばっかり言わんと、そんな大事なことは
はよう言うてやーーーーーーー!カラオケで透明人間になりゆう場合じゃないでーーー!
今度上京したら絶対に連れて行ってよ!!!」

ということになったわけです。
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夢が叶った

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幸せの表情…

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キャンティッシモ…オセロのような、落ち着いた空間でした。

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まあちゃんがお土産に持って行ったバジルと…
開店当初から味を守ってきたというバジリコスパゲティを
特別にコラボして、料理して下さったのには、一同感激!

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川添さん…本当に
素敵な夜をありがとうございました!

Posted by maachan at 01時33分

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