[旅]
2014/07/22/[Tue]
うるさい私達を完全に静まらせた、BAR「GEN YAMAMOTO」
はるか昔、前職リクルートの採用試験の面接で、「自分を動物に例えると何?」の質問に、「トラです、しばらくジーット観察しながらここっという時に、ガブッと行きます」と答え、みごと?採用となった寅年の私。
ちょうど1年前の、2013料理通信8月号を見て、ガツーンときた私は、即行動していました。
麻布十番のバー「GEN YAMAMOTO」。
旬の野菜や果実を日本酒や泡盛、焼酎などと合わせ、ハーブやスパイスを使った、料理のようなカクテルに目を奪われた私は、その時期にあったトマトやバジルなどを、手紙と共に送ったのです。
ほんとは、直接出向いて、いろいろ飲ませていただきたかったのですが、行けない私は、同級生でもある司牡丹酒造の竹村社長に出張の時に行って来てとお願しました。
オーナーの山本幻さんは、永田農法のトマトなども使っていたので、うちの永田農法のバジルを即、メニューに取り入れてくださいました。
その後、土佐の酢みかん、(ブシュカン、直七、柚子)なども送らせていただき、各種香酸化柑橘の感想を伺いました。
なかでも、直七の優しい酸味は、レモンを使うよりいいと高評価でした。
で、この7月、ガツーンときてから1年、やっとやっとおじゃまする事ができたのです。
台風と共に上陸した、大興奮のレツゴー3匹と、高校の先輩である久慈さん、エスコートしてくれた竹村社長の5名は、午後の3時半から、「GEN YAMAMOTO」のスペシャルテイスティングコースを堪能。
目の前で、カクテル道が厳かな雰囲気で始まりました!
まず1杯目は、
この日に合わせて送ったうちのソルダムと、
司牡丹酒造の一蕾のカクテル。
ソルダムの爽やかな甘さが、暑さを吹き飛ばしてくれます。
添えられた1輪の花、日本のカクテルって感じ!
2杯目は、ファームべジコのトマト&しそに、
焼酎を合わせた、これまた、夏を感じる1杯。
トマトにこんな使い方があるのかと、感動した野菜カクテル
3杯目は、梅とスペイン産のジン、
それにうちのモヒート用ミント(ブエナイエルバ)、
幅1メートルほどの1枚板のカウンター越しに、
野菜や果実、お酒の説明をお聞きしながら味わう贅沢な時間。
さすがに、おしゃべりな私達も、静かに漂う気を楽しみます。
でも、土佐弁の会話に、「まるで黒船が来たみたいです」と言われてしまいました(笑)。
最後はスプーンでいただくデザートカクテル
沖縄産のスイカと熟成された焼酎(黒瀬)が、
フローズンになっており、上には高知産の小夏の内皮が、まるでマシュマロのように使われておりました。
グラスやスプーンも、オーダーメイドの陶器やガラスで、
見た目にも、上品で奥ゆかしさを感じます。
外国人のお客様が多いのも納得。
7坪に8席という個室のような店内で、目の前で会話しながらも淡々とカクテルを作る山本さんの所作は本当にかっこよくて、美しく、土佐から来たハチキンをうっとりさせてくれました。
長いニューヨークでの修行後にオープンされたこのお店では、日本の食材やお酒、器など日本の良さをしみじみと感じさせてくれます。
また、季節を変えて、日本の旬のカクテルを味わいに行きたい本当に素敵なバーでした。
山本さん、是非、高知にも遊びに来てくださいね。
いろいろとお気遣いいただきありがとうございました!
Posted by maachan at 00時56分
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