[マンボ]

2011/04/18/[Mon]

とさのかぜ 土佐の食 「季節からの電話」

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桜の木の下で、ムシャムシャと、文旦サラダを頬張るマンボ。
桜吹雪の中、マンボを前に私が読み上げさせてもらったのは、とさのかぜ 土佐の食 季節からの電話「濃縮編」の、巻頭コラム「地の食のある風景」。
私たちが敬愛するコピーライター池田あけみさんの、編集にあたっての熱い想いが綴られています。
短い文章の中に、土佐の食の素晴らしさが、凝縮されており、マンボと2人、何度となくうなづき、読み終えた後は、2人で拍手喝采!
異様な花見風景ですが、本当に素晴らしい本なんです。
(高知県文化生活部 文化・国際課発行 無料配布)

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13年間 年51回にもわたっての取材。
旬毎の土佐の食材を追いかけ、生産者とじっくり向き合い、あけみ姐さんの感性と、みきやんこと、門田カメラマンの、素晴らしい写真で、高知の食文化の豊かさを的確に表現してくれてました。

とさのかぜは、多くの愛読者に惜しまれ、廃刊となりましたが、どの号、どのページも、永久保存版にしたいような内容。
中でも、日常の食材にスポットを当てたこのコーナー「季節からの電話」は、次世代に伝えていかないといけない大事な大事な高知の食の財産が詰まっていました。

今回、このような形で濃縮版として、まとめられましたが、まだまだ、他にもたくさんあるはず!

今後、とさのかぜ 食編として、復活を、待ち望んでおります。

土佐の旬の豊かさを、みんなが絶対に手放さない為に・・・

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Posted by maachan

2011/04/18/[Mon]

徒然なるままに…桜の下の文旦会議(2)

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本日の議題は、まあちゃんより
「とさの食〜とさのかぜ 季節からの電話〜【濃縮版】」が出たよ!!!」

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まあちゃんが「これ、まんぼの分ゲットしてきたき」と
1冊の本を取り出し、ベージをめくって見せる。
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文旦サラダを食べながら私
「遂に出たかえ!」

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「京都の料理人にも、東京のあのシェフにも、フードコーディネーターにも
これで、完全版夢の『とさの食セット』が送れるね!

何年か前、このランチ会議から生まれた「草やのごはん」
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りっちゃんの編集、料理写真家公文美和さんの写真、
ギャラリーグラフティの信田さんのデザインのお陰で
ベストセラーになりましたが
よくばりな私達は、実はまだまだ不完全燃焼でした。

「土佐の食材についてもっともっと掘り下げて取材した頁を後ろの頁に
持ってきたかった」
「草やのおばちゃんのあの個性は、本だけでは表現できないので
なんとか映像にしてDVDを挟み込みたい」
「んー、3年間の取材中に感じたこと、まだまだ何か言い足りん…」

ということで「あぞのの草や」という映像が生まれ…
http://mnnbo2.exblog.jp/13608242/

言い足りんところを喋りまくるような
ファーム・ベジコのHPが生まれました。
http://vegeco.jp/

「土佐の食材」についてはすでに、もうこの方々を越える編集スタッフはいない!
という皆さんが「とさのかぜ」という雑誌を長く出してこられています。

この土佐の食文化を広く知らしめた「とさのかぜ」が
惜しまれながら予算削減化された時
(私は今でも、食産業全体の利益を考えれば逆に
この予算削減はマイナスになっていると思っています。)

制作は、http://mnnbo2.exblog.jp/12955912/
でも紹介させていただいた
「ニッポンの風景をつくりなおせ―一次産業×デザイン=風景 」の著者 梅原 真 さん。

取材は
http://mnnbo2.exblog.jp/14575345/
でも紹介させていただいたコピーライターの池田あけみさん

高知で最もフットワークの軽いカメラマン門田幹也さんほか、地元のカメラマン

この「とさのかぜ」から「土佐の食材」の頁をまとめたものが
「とさの食〜とさのかぜ 季節からの電話〜【濃縮版】」なのです。

発行は、高知県文化生活部 文化・国際課で
088-823-9793 こちらに問い合わせすれば、
無料でいただけるそうです。

「ほいたら、読むで!」
まあちゃんが、巻頭ページに編集された
池田さんのコピーを朗読していく…。

桜の花びらが文旦サラダに舞い落ち、
かまわず一緒に口にしながら
熱く頷きながら聞く…。

池田さんはその文章の最後をこう締めくくる。
「私たちはこの土佐の旬の豊かさを
絶対に手放してはならないと思う。」

「姐御ーーーーーー!」
2人で思わず拍手を送る。



私は、早速この本+草やのごはん+DVD+剥いた文旦を、
まあちゃんも、この本と畑で収穫したばかりの野菜の詰め合わせを
発送しまくりました。

「こんな箱を届けたかった」
大きな大きなコラボレーションの夢が実現しました。

そして会議の最後には、
「一生懸命育てた農産物、
漁師さんが一生懸命獲ってきた海からの産物が放射能にまみれて
収穫できない、食べられない、届けられない」なんて
そんな恐ろしいことはない。

「ニッポンの風景をつくりなおせ―一次産業×デザイン=風景 」を改めて
読んでみて下さい。

今こそ、土佐人が守ってきた「幸せの価値感」が
後世に生かされる時だと思います。

「とさのかぜ」で長く編集を担当され、どんなに忙しくても車を持たず
公共交通機関+自転車で過ごされ、徹底したエコ生活を送っておられる畠中智子さん

現在彼女は

『アースデイズ2011高知』アースデイズ・ピクニック
の企画に奔走されています。今週末は是非丸ノ内緑地に!


と き■4月24日(日)10:00〜16:00ごろ
ところ■高知市丸ノ内緑地

主催/ERARTHDAYS 2011 KOCHI

Posted by maachan

2011/04/18/[Mon]

徒然なるままに…桜の下の文旦会議(1)

日頃バタバタと忙しいレッツゴー3匹。

4月からの新しい職場は「歩屋」の近く。
それともう一つは「いちごミルク」「カフェ・ド・ラペ」の近く。

ここでは、じゃらんの智恵子と連絡を取り合って
彼女と昼休みのタイミングが合えば、集合しています。

まあちゃんとは、最近春野の農家をガッツリ、バックアップしてくれている
ハーベストはるのテラス
ミーティングも兼ねて集合することが多くなりました。
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写真は、まあちゃんの大好物 旬の野菜を使ったパスタと
(わざわざ取り寄せているパスタ麺がひと味ちがう歯ごたえ。一度お試しあれ)

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まんぼの大好物 チキンの香草焼き。

この日は、文旦山のおんちゃんに
「みてくれは悪いけんど、味はえいきに、やお!」と
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無農薬の文旦を4袋もいただいたので、部屋の中重ねないように
1個ずつ並べ、とにかく剥ぎまくっておすそわけパックにしました。
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『ムッキーちゃんの発明者は、偉大だ!』という話を草やでしていると
「僕のおじさんなんですよ〜」とシバッチ
意外なところで、またしても繋がったー!という感じです。


ある日のお昼、まあちゃん宅の桜が咲いたよ♪
ちょっと花見に寄らんかえ?と連絡が入り
剥ぎたての文旦を持って、いさんで出かけました。

以下、毎年好評につき、リアップし続けている
最速!まんぼの文旦、ムキムキ術です☆

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♪ダ〜リン またこの季節が〜来たね〜

ウタウタイメンバー 
ヨウヘイ
も大好きな「土佐文旦」が旬の時期を迎えております。
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※お待たせしました!
ヨウヘイ次回高知入り情報はコチラ!
■5月22日(日)【要予約】
@高知X-pt.
「四国二ヶ所巡礼」
城戸けんじろ×ヨウヘイ
OPEN/17:30 START/18:00
Ticket:adv/¥2000 door/¥2500(1D別)


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この時期、私の趣味は「文旦剥き」になります。

いかにして早く美しく美味しく剥けるのか…追求し続けて出した結論がコチラ!

(私は時間節約のためテレビや映画を見る時に限りますが、大体笑ったり泣いたりしもってでも、1時間に4個ペースで剥けます)

1.まず、頭とお尻をスパンっと切って、縦に4つ切り込みを入れます♪
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2.さらに皮の厚さを目安にして切り込みをいれます。ちょっとした切り込みですが、

握力のない方でも力を入れずに剥くことができます。

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3.皮を剥いだらスパンと包丁で切ってしまいます。

ここで握力を使って割る流派もあると思いますが

無理して引き裂くと、実がつぶれてしまいますので、

私の場合、ここで割り切る女になります♪

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4.ここで登場するのが、“ムッキーちゃん”!!!

文旦剥きの必需品です。
私もこの子に出会ってから文旦剥きが10倍楽しくなりました。

スーパーなどで販売しています。

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5.ちっちゃくて可愛いのに、いろんな機能が!

まずは、半端な部分をいじいじと取り分ける作業から。

私の中の美学といたしましては、この部分は「剥き手が食べる」

あくまでも美しい完璧な形の実を、人に食べていただくために…

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6.できるだけ周りの皮を薄めに剥ぐと、何となく一房一房のリアルな形が

見えてきます。その境目を、ムッキーのこの部分を使って、なぞります。

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7.そうすると、これまた力を入れて実をグジュグジュにすることなく、美しく

房を分けることができるのです。
(ここでもいらない皮はできるだけ取り除いておく)

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8.時間がない方はそのまま進んでいただいてOKなのですが、文旦剥ぎ研究家の私の場合はこの段階で2時間ほど別のことをします。そうすることで皮の微妙な水分を飛ばし、実が皮からはがれやすくなるのです。

ムッキーの溝の中に文旦のシュッとした部分を差し入れて、隠れたナイフ部分で
鶴にしやすいよう、スーッと切り込みを入れます。

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9.※ここでも重要ポイント!鶴にしても種は取りません。

種を付けたまま、猫背のまま皮から剥がす事で、文旦本来の美しい形が壊れません。

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10.ここで初めて種を取り除きます。

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11.はい、これで並べて出来上がり!

美しい…

映画「おくりびと」のもっくんのような静かで清らかな心…
嬉しそうに食べてくれる人達の顔を思い浮かべる至福のひととき…

これをタッパーに入れて差し入れすると本当に喜んでいただけます。

ビタミンC不足がちのお子様に、風邪予防に、皮を剥く時間がない忙しいあの方に、剥いて送ってよろこばれる、まんぼの「楽しい文旦剥き剥き述」でした♪

最後にもうひとつ…

タッパーに入れた状態で煮物のように一晩食べずに寝かせると、糖度が増して、さらに美味しくなりますよ♪

Posted by maachan

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