[日々の出来事]

パリから一時帰国し、１人で歩き遍路に挑戦中の岳くんが、春野の３４番札所、種間寺までやって来ました。

夕暮れの待ち合わせ場所に、歩いてやって来た岳を見つけた時。
なんか急に、たくましく大きくなったような気がして、胸が熱くなりました。

昨年、１８歳で最愛の母を亡くし、本当に辛く大変な１年だったと思います。

先月帰国し、１月８日のパリに帰るまでに、８８ヶ所を１人で歩いて回るとは聞いていましたが、１０月の２４日くらいに出発して、よくここまで来てくれました！

思いがけずうれしい訪問に、家族みんなで、お・も・て・な・し！

息子と娘の学校の迎えから帰ったら、お風呂のノブが壊れて、お風呂に閉じ込められたハプニングもありましたが、無事、みんなで遍路話を聞きながらの夕食。

７歳か８歳くらいの時に、うちの息子の朝陽と、裏庭で三輪車で走り回って遊んでいた２人が、自分の夢について語りあっています。

そうだ！
パリの松村家の紹介には、「アルネ」３０号！

大橋　歩さんが、松村家を訪問された事が、
特集になってるんです。

この本には亡き母ボンコアンのひろ子ちゃんも、元気に写っています。

私がＪＴＢの添乗員で、マンボが国際デザインカレッジのグラフィックの先生だった頃（何年前か計算できない昔）

忘れもしない、１期生のパリ研修旅行。

パリ滞在中には、岳のお父さんの達志くんに、
チャイニーズレストランに案内したもらった事。

美術館巡りの途中に学生がアニエスｂのバーゲンに走った事、
モンマルトルの丘の、レストランの事、
ムーランジュールや、バトームッシュ・・・

日本人だけでなくフランス人も行列の、達志くんが勤務してた国虎うどんパリ店に、連日学生たちがお世話になった事、
映画ニキータの舞台になったレストランで、
龍馬学園の理事長がご馳走してくれたフォアグラのステーキを食べて、マンボが鼻血が出た事、

パリのホテルのパンとカフェオレが、ものすごく美味しかった事、地下鉄のアートやストリートミュージシャンの事・・・
などなど、パリの話で盛り上がっていたら、

パリが舞台の映画「アメリ」を見ていない！
じゃあ、見てみる？

ポ―ッキーの日ということで、
コーヒーとポッキーで
なぜか、お遍路の途中で、
春野の我が家で、
パリの岳と
「アメリ」を見る事に・・・、

ソファーで寛ぐ受験間近の朝陽と、
朝から２５キロも歩いてやって来た岳。

途中で眠くなって寝てしまうかと思ってましたが、
エンドロールまで、しっかり観賞し終えました（笑）

岳は、「アメリ」を思いだすと同時にお遍路、春野を思い出す事になるでしょう。

朝陽が京都で学生生活を送る事になったら、京都を案内すると、朝陽がパリに入ったら、岳がパリを案内すると、２人で握手を交わし再会を約束しておりました。

２人とも、夢に向かってがんばれ！

翌早朝、
この日も、冬の到来を感じる寒さ。

まだまだ、これからもっと寒くなり、険しくなる遍路道。

１２月１５日くらいには、帰ってくると、
また心と体を引き締めて、１歩を踏み出していきました。

同行二人、おかんと一緒！
出発前の岳より、ひとまわりもふたまわりも大きくなって帰ってくるのを楽しみに待ってるからね。
固く固く握手を交わし、送りだしました。

天国のひろ子ちゃん、パリの達志くん、
長野の匡くん、
岳は頑張ってますから、
安心して見守っててあげてください！

家族で「岳は今はどこだろう？」という会話が、
朝に、昼に、夜に、交わされるようになった我が家です。

兵庫県で テーブルコーディネートと お料理教室をされている平山由香さんがファームべジコに来てくれました。

京都のモーネ工房の井上由季子さんとは昔からのお友達で
3年前にモーネ工房のワークショップで高知に一緒に来られた時
草やで大宴会をして以来です。

キュウリのハウスや根菜の畑をじっくり回られ、
お料理のイメージを膨らませていらっしゃいました。

畑の真ん中で、巨大化したレモングラスに大感激。
タイ料理には欠かせないと大喜びしてくれました。

で、草やの配達にまで付き合ってもらい、
市吉くんを紹介。
ドライキュウリを是非！お料理教室で使ってもらい
レシピも考えてもらいたいとお願しました。

なんと平山さん、市吉くんが勤めていた
京阪神エルマガジン社の「Ｍeets」の25年前の創刊時に
1年間連載記事を書かれていたとのこと！

市吉くんもビックリでした。
今後とも、よろしくお願いします。

後日、
平山さんがうちの根菜類で作ってくれたお料理の画像が
ブログにアップされました。

直七やハーブも使った、画像から香りが感じられるような、
素敵な一皿にしていただいており感激！！！

畑の曲がった根菜達も、喜んでおります。

ありがとうございました！

昼間はまだまだ暑いのですが、夜はめっきり涼しくなり、
秋モード。
涼しくなると、ビールもいまいち飲みたい気持ちが下降ぎみ。
で、もっぱら食後に、ちびちび飲んでおりますのが、
土佐の酢みかんを使ったお酒。

海外でバカ売れしてるらしい、司牡丹酒造の「山柚子搾り」。
サコタデザインのラベルに、柚子特有のオリエンタルな香り、ついつい、飲み過ぎてしまします。

そして、濱川酒造の「美丈夫なおしち」。
こらがまた直七の、
やさしい酸味を絶妙に引き出しており、
炭酸で割ったら美味しい！
のどごしが良く、ごくごく飲んでしまいます。

週１度の野菜の配達時に、度々お酒や、ワインを買いに行く鬼田酒店さん。

思わず立ち止ったこのコーナー。

バナナ？マンゴー？ブドウ？カキ？

「鬼田さん、このお酒、全国的にブームなんですか？」

もう数年前から、フルーティーな甘いお酒は人気らしい。

そうなんだ〜！

カラフルなデザインの一升瓶を眺めていたら・・・

偶然、お店に来られていたのは、
久礼の西岡酒造の西岡社長さん。

仏手柑酒を作られておるということで、
「土佐の酢みかん酒を、全国にＰＲしましょう！」
と、土佐酢みかん研究会のお話などさせてもらい、
久礼の、仏手柑の熱い想いもお伺いできました。

甘いお酒もいいですが、土佐の酢みかんの香りと、爽やかな酸味のお酒、どんどん、世界にＰＲしていきましょう！

だって、美味しくて、身体にもいいいんですもの！