[マンボ]

やっと晴れた！
何日振りでしょう。布団やらマットやらを干しまくりました。

が、ハウスの撤去作業は、暑くて昼までが限界です。
キュウリは、太陽光でカラカラに乾燥し、ハウスから外に運び出して焼却。
マルチを剥いで、冠水パイプを梁に上げ・・・。
曇りか雨の日の作業は、蒸し暑いけどなんとか、大丈夫ですが、太陽が出ると、３時間ほどの仕事で、ヘトヘト。
けっして無理をしない、５０歳からの農業であります(笑)

永田農法研究所の研究員だった杉原さん。
退職され、実家の山形に帰られ、今では１児の母となって頑張っていらしゃいます。
毎年、この時期に、送ってくださる「さくらんぼ」。

箱を空けた瞬間の、この輝きには、感動します。

ついつい、ぱくぱくと手が止まりませんが、
何とも言えない、上品な甘酸っぱさ・・・。
美しくて、美味しくて、やっぱり「山形のさくらんぼ」は高貴な果実です！

ありがたく、いただきま〜す！

多分この時期、お店に殺到するお客さんで
最後のお別れもできないだろうな〜と
諦めていました。

でも、たまたま職場の近くにあった焼き肉屋さんに
昼間ふらりと立ち寄って聞いてみたところ
「今晩丁度、お客さんからリクエストがあったので
多めに仕入れておいたんですよ♪」とのこと。

そのお店は、以前「食楽図鑑」の取材でお世話になったことがあり
私のことを覚えていてくれて、少し多めに切り分けて
下さいました☆こんな時、過去の自分によくお世話になります。

たっぷり胡麻の効いたタレの底に沈んだ塩を
レバ刺でちょんちょんっとつけて
口に含むと、何とも言えないトロトロッとした甘さ！

「えー？そんなもの美味しいかえ？」
「旨いき、食うてみいや！」

もう二度とこの味に会えないのか…と思うと
ビールを飲みながら実に美味しそうに
レバ刺を食べていた父との思い出までが
なくなってしまうようで淋しい。

味に含まれる思い出を慈しむ…か…


何年後かに、私の息子は、大好物の豚足をむさぼり喰う
母親の姿を思い出すのかな〜（笑）
「コラーゲン大事です！」とか言いながら…