[野菜]

2011/10/01/[Sat]

酢がきいちゅう女が多いのも、土佐の酢ミカン文化の オ・カ・ゲ?

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ずーっと、やってみたかった、酢ミカンの食べ比べが、旬どきうまいもの自慢会で、実現できました。
想像以上に土佐人は酢を好み、なんでもかんでも、ざぶざぶと搾って、みんな大酔いだったのに、爽やかないい香りに満ちた宴席、
高知の酢ミカン文化を実感できた幸せな夜でした。

翌日、偶然にも、八百屋を営んでいた亡き祖父が愛読していた本
「日本の食生活全集 聞き書 高知の食事」 農文協 発行 を実家の母が私にくれた。 (編集委員代表 松崎淳子先生)

P87、『ゆずとぶしゅかん』 抜粋

ぶしゅかんは、初夏に青い実が直径1寸ぐらいになるとちぎりはじめて、皮の青いうちは使う。酸味がきつく、刺身にしぼりかけると身はたちまち白くなり、ひきしまる。りゅうきゅうの酢もみは、ぶしゅかんのきつい酢でなければ味がひきしまらない。
しんまえ(めじかの新子)の刺身にも、かならずぶしゅかんの酢をしぼる。
ゆずも青玉のころから、酢と皮のおろしを愛用する。青玉の酢はきつく刺身、酢もの、向きである。玉も太り、酢の量が多くなった頃が秋の神祭で、さばずしをはじめとする魚のすしに、ゆずの酢は欠かせない。ゆずがきいてすしがしゃきっとすれば、「柚(ゆ)の酢がきいちゅう」と客は目を細めて喜ぶ。しっかり者でよく気のつく娘のことを「あの娘(こ)はしょう(とても)酢がきいちゅう」と言ってほめるぐらいで、柚の酢がきいたすしは最高なのである。 以下省略

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料理研究家で、映画「eatrip」の監督でもある、野村友里さんが、高知に来られた時、
「高知の特産品は何ですか?」と質問したら
「高知の1番の特産品は女性です!」と答えた漫画家がいたと、笑って話してくれました。

そのとおりです!

「酢がきいちゅう女」
     高知の特産品です。

Posted by maachan at 01時39分

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