[マンボ]

2012/01/18/[Wed]

「ピンクリボンの会」と「梅組の会」

私の親戚筋では乳癌患者が2人いる。

1人は姑の実母で、まだ姑が幼い頃に3人の子どもを残し他界したそうだ。
「育ての母がいい人で、水色の長靴が流行ったら買ってきて
そっと履かせてくれるような人で良かったけれど、
その母が見つかるまでは、本当に大変やった」と
よく話してくれたものだ。

もう1人は実家の父親の妹。
つまり私の伯母にあたる人だ。

伯母の場合は早期発見だったため、
乳房の切除手術後再発はなく、命に別状ないらしい。

伯母は「自分の寿命」を意識するようになって
まるで生き急ぐように、夢を叶え続けている。

1人で暮らしていたが、大恋愛も経験し、
現在は、映画「眉山」やNHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」に
エキストラとして出演したり、なんと60を過ぎて
女優の仕事をしている。

ある番組内の
ビキニ諸島沖の原水爆実験反対を訴え続けた
女性の回顧シーンでは、ビラ配りや嘆願書の署名活動などを熱演。

「一日一日を大事にしもって、おばちゃんは生きちゅうで!」
私達は伯母の演技から何かしらのメッセージを受け取っていた。

今回、ピンクリボンの会の活動報告が発表された。

■1月9日 ゴルフコンペ参加者  889名
■1月14日 懇親パーティー参加者 247名
■チャリティー総額    1,100,872円

■1月7日 乳ガン無料検診受診者 124名


無料検診を受けることができた女性の中に
もしかしたら命を救われた方がいらっしゃるかも…。

今、日本のムードメーカーにならなくてはいけない西日本で
もっともラテン系の高知県人。
私の周りにも「とにかく昨日よりも元気に!」を合言葉に
チャリティ活動などを頑張ってきた女性も大勢いる。
確かに、女性の共稼ぎ率の高い高知県では、
婦人病に倒れる女性も多く、元々太陽のような存在である
火が消えてしまった時は、ずっしりと淋しさが
こみあげてきてしまうのだ…。

ピンクリボンチャリティコンペ懇親会
http://mnnbo2.exblog.jp/17220739/

は、2カ月に1度開催している「梅組の会」の1人として
お招きにあずかりました。
これは、元バレー部の監督に招集された「土佐女子高校卒業生からなる
スーパーはちきんの会」みたいな感じで、
毎回、自分達のやっていることを発表して、お互いに情報交換や
協力を仕合って励まし合っている。

その会の幹事役でありながら…この日は梅組新人フルーツトマトの
岡崎農園の岡崎さんと一緒に大幅遅刻(汗)

岡崎さんはトマトの仕事の関係で
私は草やさんのお手伝い後、スーツに着替えに帰ったのが間違いだった。

おまけに「今日は冷える!」と、スーツの下に分厚いセーターを
着込んで来てしまい、セーターにもスーツにもついていた
分厚い肩パットのせいで、アメフトの選手のような
いかつい肩になっていたような気がする。

岡崎さんと一緒に会場に入ったものの、ものすごい人、人、人で
自分達の座席まで、本当にアメフト選手のように人の横をすり抜けて行った。

「あんた!なに?一番前やいか…これはちょっとまずいがじゃない?」
ようやく席を見つけると案の定、バレー部の監督の目が笑っていない…。
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「すみませーーーーん!」
と言いながら、2人でお料理に早速タッチダウン。

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「知事と副市長の挨拶の後、乾杯頼まれたがよ〜(泣)」
長身の先輩から心細げな声。

私の隣の席は、バレー部の大先輩&梅組で、80年、12人のモスクワ五輪代表に選出された
竹島晶代(旧姓池知)さん。
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(詳しくは今年元旦の高知新聞に掲載)

「美佐子さんのサスペンスはまだやってないですよね?良かった〜!!!」
と、後は賑やかなおきゃく風景に肩パット共々しっかり溶け込む。
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廿代町で「ばーこのバー」を開店させてから
なんかハイカラになった、元ちゅうたこのばーこにも…

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ファイティングドッグスの北古味さんにも…

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テレビ高知の番組審議会でお世話になった
KUTVテレビ高知専務取締役の竹村さんにも、

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※写真提供:さんさんテレビ岩原さん
いろんな方々に久しぶりにお目にかかった。

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ちなみに竹村さん、ゴルフコンペは9位に入賞されていた!

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高知新聞社、宮田社長の中締めの挨拶。

「他県ではなかなか足並みが揃わず、続けることが難しい」との
声も聞かれるこれらのチャリティイベントが
ここ高知ではなぜこれほどまでに盛り上がっているのでしょう。
3回目でこの盛り上がりでしたら、5年、10年と
続いていくことでしょう」

それはひとえに「ピンクリボンの会」の皆さんが
いかに協力して下さった方々に楽しんでいただこうか
考えに考え抜いてこられた成果だと思う。

それは農家に入ったばかりだったころの梅組の長崎さんにも
どこか通じるものがあると思った。

暑い日は40度以上のハウスの中で、
寒い日は霜の降りた畑の中で
野菜を育てている彼女もまた

常に過酷な農作業の中から楽しみややりがいを見出し
HPの写真からは、ものづくりの楽しさが溢れている。

岡崎農園さんも同じで、そんなご両親の笑顔を見て
都会から息子さんもUターン。

「けんど楽しそうやったも」と、長崎さんの子どもたちも
ごく自然に高知に帰ってきて、農家を引き継ぐような気がする。

5月20日「はりまやSTORY10周年記念イベント」を開催する予定ですが
1部に「高知のムードメーカーの女性達によるシンポジウム」を
行う予定です。

お呼びしたいゲスト、たまぁるか!舞台に上がりきらんばあいらっしゃるで…と、今から難しい人選にかからせていただきます(笑)



Posted by maachan at 01時24分

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